助産師の中絶

中絶は助産師1人では行なえません。医師が行ないます。まして、医師の居ない助産院で中絶は不可能です。

一、 初期中絶は医療行為
二、 中期中絶も医療行為

中絶は医療行為です。医療行為は医師にしかできません。助産師は通常の出産を仕切る権限がありますが、中絶は行えません。ただし、医師のサポート役として、手術に立ち会う仕事はあります。

初期中絶は医療行為

初期中絶は、医療行為です。母体に麻酔をして、子宮口から器具を入れ、赤ちゃんを引きずり出す手術です。完全な医療行為なので、助産師の手には負えません。

赤ちゃんが大きい場合は、身体の一部を潰したり、切ったりして、外に出します。中絶において助産師の仕事は、あくまでもお母さんの精神的なケアです。

助産師に与えられる特権は、正常な出産の介助のみです。健康な母子を、健全な方法で取り上げる時のみ、介助を許されます。簡単に言えば、何の問題もない母親から、何の問題もない赤ちゃんを取り上げられるだけです。少しでも母子に問題があれば、医師が出産を行ないます。

中絶の内容を知れば分かると思います。助産師の行える手術では全くありませんし、まして助産院で行なえる手術ではありません。

中期中絶も医療行為

妊娠して12週以上になると、赤ちゃんが大きくなるので、中絶の方法が変わります。子宮口に器具を入れて赤ちゃんを引き出すのではありません。薬で無理やり母親に陣痛を起こさせ、未熟な赤ちゃんを産ませます。

12週以降の中絶は死産届けの提出をしなければいけません。火葬も必要です。もはや助産師の手に負える状態ではありません。手のひらに乗るくらいの大きさになって赤ちゃんは出てきます。時には動いたり、泣いたりします。

中期中絶における助産師の仕事は、あくまでもお母さんのケアです。お母さんの健康回復を促し、精神的なケアを行ないます。中絶は医師が行います。助産師の仕事は医師のサポートと、手術後の母体のケアに限られます。

当然、医師の居ない助産院では、中期中絶を行なえません。法律で定められた病院でしか出来ない手術なので、一生、中絶に立ち会わない助産師もいるくらいです。

中絶に関して、助産師は大変な苦悩を覚えます。命を取り上げる仕事が助産師です。それなのに、命を奪う仕事に、関与しなければいけないからです。

中絶を選択する母親に対し怒りを覚える助産師も居ます。中絶に立ち会いながら、泣いてしまう助産師も居ます。中絶を手伝いたくないと思うなら、中絶を行なわない病院を探すしかありません。民間の転職支援サイトなどを利用すれば、中絶を行なっていない病院を紹介してくれます。上手に利用して下さい。

助産師求人サイトランキング
  人気ランキング1位

マイナビ看護師

マイナビ看護師の詳細
マイナビ薬剤師申し込みはコチラ

  人気ランキング2位

ナース人材バンク

ナース人材バンクの詳細
ナース人材バンク
ナース人材バンク申し込みはコチラ